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AzureADのパスワードポリシーに関してまとめました

AzureADのパスワードポリシーに関してまとめました Microsoft365

AzureADのパスワードポリシーについて

  • AzureADのパスワードポリシーについて

セルフサービス パスワード リセット ポリシー – Azure Active Directory | Microsoft Docs

Azure Active Directory (Azure AD) には、パスワードの複雑さ、長さ、有効期間などの設定を定義するパスワード ポリシーがあります。 また、ユーザー名に使用できる文字と長さを定義するポリシーもあります。

ユーザー名ポリシー

特に注意する点はないです。以下制限はありますが実際に制限にあてはまることはなさそうです。

  • 全体の長さは 113 文字以内にする必要があります
  • “@” 記号の前に最大 64 文字まで可能
  • “@” 記号の後に最大 48 文字まで可能

またAzure AD に同期されているオンプレミスの AD DS アカウントと、Azure AD で直接作成されたクラウド専用のユーザー アカウントの両方に適用されるユーザー名ポリシーとなっています。

Azure AD パスワード ポリシー

以下条件になります。

特に注意するのはパスワードの制限、有効期間、変更履歴を注意しましょう。

パスワードの制限
  • 8 文字以上 256 文字以下。
  • 次の 4 つのうち、3 つが必要です。
    • 小文字。
    • 大文字。
    • 数字 (0-9)。
    • 記号 (上述のパスワード制限を参照してください)。
パスワードの有効期間 (パスワードの最大有効期間)
  • 既定値:90 日。
  • 値を構成するには、Windows PowerShell 用 Azure Active Directory モジュールから Set-MsolPasswordPolicy コマンドレットを使用します。
パスワードの期限切れの通知 (ユーザーにパスワードの有効期限が通知されるタイミング)
  • 既定値:14 日 (パスワードの有効期限が切れる前)。
  • 値を構成するには、Set-MsolPasswordPolicy コマンドレットを使用します。
パスワードの有効期限 (パスワードを無期限にします)
  • 既定値: false (パスワードの有効期限が指定されていることを示します)。
  • 各ユーザー アカウントの値を構成するには、Set-MsolUser コマンドレットを使用します。
パスワード変更履歴 ユーザーがパスワードを変更する場合、前回のパスワードを再度使用することは できません
パスワード リセット履歴 ユーザーが忘れたパスワードをリセットする場合、前回のパスワードを再度使用することが ”できます”。

パスワードの有効期限のポリシー確認、変更

パスワード有効期限のポリシーはグローバル管理者” または “ユーザー管理者“が

 Windows PowerShell 用AzureAD Module | Microsoft Docsを使用して変更します。

事前にAzureADテナント接続が必要なので以下を参照ください。

Connect-AzureAD (AzureAD) | Microsoft Docs

以下設定がPowerShellコマンドで1ユーザーもしくは全ユーザーに対して設定変更が可能です。詳細なコマンドは以下ご覧ください。

セルフサービス パスワード リセット ポリシー – Azure Active Directory | Microsoft Docs

  1. パスワードの有効期限ポリシーを確認する
  2. パスワードを期限付きに設定する
  3. パスワードを無期限に設定する

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